リップ
眉を描いたら、次にもう今回主役のリップを描いてみましょう。
その前に唇のコンディションチェック!
□唇の皮がめくれていたり、乾燥したりしていませんか?
□直前につけたリップバームを適度にティッシュオフしていますか?
発色の良いリップを上手に塗るのは本当に難しいテクニックだと思います。それを簡単にしてくれるのがリップライナーです。
BAリップライナーは肌くすみも綺麗に消してくれながら、本当に滑らかな描き心地です。
ライナーの上からリップを塗ることで、定着が高まり滲み防止になります。
とくに滲みやすい方は、縁だけライナー仕上げでリップカラーを重ねないようにすると更に効果的です。
理想の形をリップライナーで描きましょう。
ご自宅でしたら、テーブルに鏡を置いて、テーブルの上で肘を固定して描くのも良いかもしれません。
今期の描いて欲しい理想の形はこちらです。
図
みなさん唇の形も十人十色です。少しずつ足し引きして理想の形に近づけてくださいね。
図 唇の形と補正
描き方は先に短い線で何本か描いて、繋ぐようにしていくと簡単に描けます。
唇の描き方って、ファッションとメイクに精通している人だと、1人で何通りも描き方を持っているんです。この洋服、このメイクにはこのリップの形、色、質感。
同じリップでも色々変化させることもできるんです。
さて外郭は描けましたか?ここからメインのBAカラーズを塗っていきましょう。
1回の使用量はスパチュラに取ったこのくらいです。発色の良い口紅を手にしても、ブラシでちょっとつけるだけで、使用量が少なく本来の色味が出せていない人が非常に多いんです。
もし毎日同じ色を使うなら、3か月〜半年で1本を使うくらいのイメージです。3年前の口紅をまだ使っている方、今どきっとしましたね、口紅も徐々に劣化しますから長年使わずにシーズンごとに、長くても2年以内には消費するようにしましょう。
BAの筆は本当に外郭が取りやすく女優のような唇に仕上がります。事前に引いたライナーの上から塗っていきましょう。
たっぷり塗レたら、最後にさっとティッシュオフでセミマット感を保つか、フィニッシングパウダーで肌に寄り添うようなマット感に仕上げるかで完成です。リップの防止になりますよ。
おさらいポイント!
□今期のリップは自分で形を描きます
□リップライナーで下準備
□リップの使用量はスパチュラで多めに
□最後はティッシュオフ or パウダー仕上げ
2018高徳1推しカラー
オレンジ&ブリックレッド でオールシーズンカラー
2017年からブラウンみのあるリップカラーに人気が集まっています。
ほんのり深みが入り、こう発色なリップも多くの日本人にしっくりとまります。
春 〜 夏 〜 秋 〜 冬
2:1 オレンジ 1:2 ブリックレッド
ぜひ試してみてくださいね!
今回リップの説明はかなりボリューム満載でしたね。
唇は女性の魅力そのもの、ぜひ今期にこの唇を手に入れてくださいね。
(中間メッセージ)
みなさん、お気づきでしょうか?
ここまでのメイクで、なんとなく、けっこういい感じなことに。
ここが今回のミニマム部分。正直これで出歩ける人多いです。
ヘルシーでいてオシャレ感が出ていますね。
ここから先のメイクは、このヘルシーさを壊さないように謙虚な姿勢で進めていきましょう。
バブル時代の山盛りメイクや、基本で習ったフルメイクを一旦脱ぎ捨てる勇気を持ちましょう。